• 発表日 2024/08/17
  • 2024年度 精密工学会 北海道支部 学術講演会
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解離を有する胸部大動脈の解析向けCTデータセグメンテーションに関する研究

大動脈疾患による死亡者数は年々増加傾向にある.厚生労働省の人口動態調査によると,令和4年の大動脈瘤及び解離による死亡者数は,19987人,平成25年は16105人であり,10年で3800人ほど増加している.大動脈解離は,特にStanford A型が極めて予後不良となりやすく,最適治療にむけて,CT データの解析に基づく血管壁圧力やステント留置効果の迅速評価技術の確立が求められている.よって,解析による解離の血管壁への影響の調査法が開発されているが,CT データからのシミュレーション用解析モデル生成の手間が多く,さらに,生成される解析モデルの質が原因で安定した解析を行うことが難しいという課題が挙げられる.解析モデル生成の過程において,胸部CTデータから大動脈領域のセグメンテーションを行う必要があるが,既存手法には,手間が多く再現性が低い,また,解離を有する胸部大動脈の血管構造が,精度よくセグメンテーションできているかの確認に,効果的な方法が無いという問題がある.そこで,本研究では,既存手法におけるユーザ入力低減と再現性の向上を目的とした解離を有する胸部大動脈のセグメンテーション手法,ならびに,セグメンテーション結果の直観的理解を目的とした抽出血管構造の可視化手法を提案する.

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