• 発表日 2021/09/21
  • 2021年度精密工学会秋季大会学術講演会(オンライン)
  • DOIコード 10.11522/pscjspe.2021A.0_1

CAEモデル自動生成のための合同形状認識技術の開発

自動車開発におけるCAEを活用した性能評価の高度化に伴い, より大規模で高品質な有限要素(FE)メッシュの生成が求められている.FEメッシュへの要求品質には,解析目的に合致した要素タイプや要素分割数の選択,要素形状の歪の少なさなどに加え,ボス・リブ・穴などの形状特徴に対し自動車メーカーで規定された「FEメッシュ分割仕様」への適合も要求される.この仕様に適合したメッシュを作成するには,CADモデル上から該当する形状特徴を見つける必要があるが,エンジンブロックなどの鋳造部品には,リブ・ボス・穴などが数多く存在し,手動による探索に多くの工数を要している.さらに,同一CADモデル内の合同な形状特徴には,仕様への適合だけでなく,同一要素分割をもつメッシュ生成が求められるため,形状特徴間の合同性の判定にも現在多くの工数が割かれている.特に穴の場合,部品によってはモデル内に数百カ所も存在する上,合同形状が数多く存在するため,穴形状認識とその合同性判定の自動化は必須である.しかし,現状の商用CAEプリプロセッサには,そのための自動認識機能が十分には実装されていない.そこで本研究では,CAE モデル自動生成を目的とした CADモデル上からの形状特徴認識と,特徴間の合同性判定技術を開発する.本報では段付き穴のみを対象に,CADモデル上から合同な段付き穴を自動認識する手法を開発し,CAEモデル作成工数の削減効果を評価したので報告する.

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